タトゥー・刺青除去の治療方法
タトゥーや刺青は一度入れると自然に消えない程、真皮近くの深い部分にインクを入れているのですが、その範囲や深さ、色の濃さ、色の種類は様々です。現在大きく分けて治療方法は4種類あり、タトゥーの状態だけでなく「1度で消したい」「出来るだけキレイに除去したい」などのご要望に合わせて治療法を選ぶことが重要です。
レーザー 切除術 削剝 皮膚移植
各治療方法の特徴
レーザー除去 | 切除手術 | 削剝術 | 植皮術 | |
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方法 | レーザーで皮膚内の インクを粉砕 |
メスでタトゥー・刺青の 箇所を切り取る |
医療用カミソリで タトゥー・刺青を削る ※深い場合は治療不可 |
太ももやお尻の皮膚を タトゥー・刺青の箇所へ 移植する |
対応範囲 | 小範囲〜広範囲 | 小範囲 | 小範囲~中範囲 | 中範囲~広範囲 |
メリット | 傷が残りにくい 除去した事がバレにくい |
1回で治療可能 (抜糸は必要) |
1回で治療可能 (消毒・検診は必要) |
1回で治療可能 (消毒・検診は必要) |
傷痕 | ◎ | 〇 線状の痕になる |
△ 火傷のような痕になる |
× 移植元も移植先も痕が残る |
ダウンタイム | 〇 ほぼ無し |
△ 1〜2週間程度 |
× 1ヵ月程度 |
× 1ヵ月程度 |
レーザー除去について
タトゥー・刺青除去の方法の中でもレーザー除去は肌へのメス使用せずダメージを抑えてキレイに除去が出来る為、最も多くの方に選ばれています。そんなレーザー除去で使用する機器にもたくさんの種類があります。IBCではその中でも最新の医療用レーザーPicoWay (ピコウェイ)を取り扱っています。
厚生労働省より刺青除去を目的とした薬事承認を認可されたピコ秒レーザーの中でも、安定した出力(パワー)で、エナジーロスが少なく正確にレーザーのエネルギーを照射出来るのは、ピコレーザーの中でも『PicoWay』だけです。
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短い期間で高い治療効果
PicoWayは、他のレーザー機器より弱い出力でもインクの色素を十分細かく微粒子サイズに小さく砕く事が可能です。皮膚組織へのダメージを最小限に抑える事で、従来の治療の約半分程の期間で施術が可能な為、より短い期間で色素沈着のリスクが少なくタトゥー・刺青除去を行えます。
治療期間の比較

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ダウンタイム軽減
従来のタトゥー・刺青除去治療で使用されるレーザーより熱量が少なく、ナノ秒よりさらに短い “ピコ(1兆分の1秒)”波長での照射が可能な為、照射周辺皮膚組織へのダメージが少なく、色素沈着が圧倒的に生じにくくなり、痛みやダウンタイムも軽減!また、メスを使用しないので傷跡が残る心配もありません。
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マルチカラー対応
色素の粒子を細かく粉砕する為、従来のレーザーでは対応できなかったマルチカラーのタトゥー・刺青除去が可能なので、レーザーでの治療を試したけど、除去しきれずムラになってしまった方や切開での除去方法しか、難しいと言われた方でも痛み・ダウンタイム・傷跡を気にせずタトゥー・刺青除去が可能です。
- 対応可能なカラー
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- 赤
- 橙
- 黄
- 緑
- 青
- 紫
- 茶
- 黒
切除術について
切除術とは、インクが入っている箇所を切開し、縫合する方法です。基本的に1日で治療が完了しますので、即日色を無くすことが可能です。また、インクのカラーや濃さにかかわらず確実に除去ができます。
タトゥー・刺青除去において非常に多い「できるだけ早く除去したい」という方には切除術(切開治療)が適しています。
特に、小範囲〜中範囲の除去をお考えの方、ご予定の兼ね合いで治療をお考えの方にはおすすめです。
但し、部位によっては一回で全てを取りきることが出来きず、切開治療が適さない場合もありますので、医師の診察のもと最適な治療方法をご提案させていただきます。
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レーザー除去との組み合わせも可能
IBCでは、より早くキレイに治療を行うため、レーザー除去と切除術を組み合わせることが可能です。
レーザー除去でインクを目立ちにくくしたうえで、特に色が残っている箇所だけ切除術で除去をするなど、クオリティもスピードもかなえることができます!