- 2023年1月16日
- タトゥー・刺青除去
「美容医療レベルの効果」などと謳った
家庭用(セルフ)の美顔器が、数多く出ており
気になっている方も多いのではないでしょうか。
その中でも最近人気の“ピコレーザー”が
家庭用としてペンタイプのものがネットで簡単に購入でき、
美肌目的だけでなく、“刺青・タトゥー除去”を目的として
セルフで使用される方もいらっしゃいます。
人気のピコレーザー、家庭で気軽にできる方法が
あるなら、そちらを選びますよね?
しかし、このペンタイプのピコレーザーによる
トラブルが最近問題視されています。
今回は家庭用(セルフ)のピコレーザーによる
トラブルと危険性をお話します。

ピコレーザーは医療機器

非常に厳しい安全性と効果のチェックを
通して、それらが確立されたものだけが
厚生労働省より、医療機器の認可を受けています。
ピコレーザーは“ピコ秒”(瞬きより短い時間)で、
照射を行うレーザー機器で、
レーザー光をピコ秒で照射するには
非常に高いエネルギーを必要とします。
このエネルギーを満たすためには、
必然的に機械自体が大きなもの(洗濯機サイズ)
になるので、ペンサイズの小ささでは不可能です。
また医療機器なので、扱う側にも
医療行為が認められた者(医師)のみ
取り扱いが可能な機器になります。
決してインターネットで安易に購入でき、
誰でも扱える物ではありません。
ピコレーザーは医療機器であり、
セルフで使用可能なペンタイプのピコレーザーは
効果や安全面で不確かな事が多く、
機器の性能から見ても“ピコレーザー”と
呼んでい良いのかも定かではありません。
セルフピコレーザーの危険性
非常に危険です。
火傷や皮膚の損傷など、さらに悪化を招く危険な行為です。
実際に当院でもタトゥー除去をしたく
家庭用(セルフ)のピコレーザーを使用し
肌に傷ができたり、色素沈着になってしまった方が
ご来院されました。
何度も使用したのにも関わらず、
目的であるタトゥーは全く消えておらず、
傷になり、肌にダメージが残っただけで、
身体にリスクをただ残した事になります。
刺青・タトゥー除去に適切な波長が選べない!

使われており、それぞれに適した“波長”というものがあります。
医療用のピコレーザーでは、
それぞれの色に適した波長を使い分ける事で
より早く綺麗に除去します。
なので刺青・タトゥー除去に対して、ピコレーザーの特徴の一つ
“マルチカラーにも適応”
と言うのは、色素に応じた適切な波長があるからです。
適切な波長を使用しなければ
効果が得られないだけでなく、肌に傷を残すといった
リスクもあります。
またレーザーの出力(パワー)の安定性も重要です。
1回1回の照射されるレーザー光がわずかな範囲でも
強かったり、弱かったりと変動が起こります。
そうすると肌に傷を残す事になります。
医療機器のピコレーザーはこのわずかなブレを
補正し、一定の出力で照射します。
その為、治療回数も少なく肌への負担も抑えて
安全で効果的な除去が可能になります。
また刺青・タトゥー除去は、色だけでなく
入っている深さにもよって出力や波長を調整します。
その見極めは経験豊富な医師にしかできない事です。
刺青・タトゥー除去は医療機関へ
さまざまな理由で刺青・タトゥー除去を検討される方は
多くいらっしゃいますが、
その選択肢として、家庭用(セルフ)でのピコレーザーは、
決して選ばないでください。
セルフ除去で肌にダメージが残った状態だと
場合によっては、医療機関でもレーザーによる除去が
困難になる可能性があります。
安全でしっかりと効果を得たい方は医療機関での除去が得策です。
治療期間や費用面でご心配の方も
まずはお気軽にご相談ください。
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